「プレオルソ」による子ども歯ならび矯正
「プレオルソこども歯ならび矯正法」は、
マウスピース型の矯正装置を用いた、3~10歳ごろのお子様にぴったりな治療法です。
プレオルソのPOINT①
マウスピース式なので、取り外しができ、柔らかく、安心・安全に治療に取り組んでいただけます。
食事の時に装置を外せるので虫歯の心配が少なく、痛みが出た時等には使用を一時的に中断することもできます。
プレオルソ装置は、ポリウレタン等を使用しているため弾性があり、お口につけたときにほとんど痛みを感じません。
プレオルソのPOINT②
プレオルソ装置による治療は、起きている間最低1時間と、寝ているときにつけて生活するだけです。
そのため学校に持って行って紛失するおそれもありません。学校では普段通りに過ごしていただくことができます。
プレオルソのPOINT③
プレオルソ装置を使用することにより、歯ならびだけではなく、口周りの筋肉の機能を改善する訓練を同時に行うことが可能です。
小児(10歳頃まで)のうちに口呼吸を鼻呼吸へ促し、口周りの筋肉のバランスを整えることは、将来の歯ならびやこどもの成長発育にとても良い影響があると言われています。
治療効果を高め治療期間を短くし後戻りを防ぐため、ご家庭ではお口の周囲筋のトレーニングを行うことをお勧めしています。
●プレオルソ治療の注意点
著しい叢生(がたがたの歯ならび)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)などがあり、プレオルソの装置が口の中に入らないお子様は適応になりません。
このような場合、当院が連携している矯正専門医に紹介させていただきます。
また、鼻づまりが酷いお子様も適応になりません。耳鼻科で治療してからプレオルソを始めます。
プレオルソは個々の歯を直接動かすのではなく、成長期のお子様の顎の骨の成長や筋肉のバランスを整える「予防矯正治療」にあたります。
プレオルソによるマウスピース矯正だけでも歯ならびが改善される場合も多くありますが、プレオルソによる「予防矯正治療」終了後、歯ならびがまだ気になる場合は、永久歯が生えそろってからの本格矯正(歯に金具をつけてワイヤーで歯を動かす治療)が必要になる場合があります。
このような場合も、当院が連携している矯正専門医に紹介させていただきます。